人間に寄生する虫を画像で解説

顔を抑える女性の画像

人間の体内に入り込み悪さをする生物は多く見られます。真菌や細菌、生物とは定義されていませんが、ウイルスもそのうちの一つですね。ほとんどは体が持つ免疫によって死滅してしまいます。

そんな中、人間の中に潜む危険な生き物として寄生虫が挙げられます。どんな寄生虫が人間に危険を及ぼすのでしょうか?

日本でも寄生虫による感染が確認されている

人間に入り込む寄生虫はかなりの数が確認されています。

その中でも怖いと言われているのが「エキノコックス」という寄生虫です。日本でもこの寄生虫が体内に入り込んで被害を受けた人がいます。

エキノコックスは、幼虫が人体に入り込むことで感染をします。人間には、成虫によって感染をしているキツネやイヌなどの糞便内の卵を、経口摂取することで感染をすると考えられています。

つまり人間には成虫がそのまま感染するようなことはなく、卵からでしか感染をしません。またヒトからヒトにかけての感染も報告はされていないようです。さらに感染している豚を食べたからといっても感染はしません。

人間に危害を加える寄生虫1…「エキノコックス」

エキノコックスの画像

このエキノコックスに感染すると、腸壁に侵入して血流やリンパ流に乗って身体のいたるところに運ばれて増殖をしていきます。

増殖すると他の臓器を圧迫させて炎症を引き起こし、場合によっては内臓が破裂して死亡することもあるようです。

治療方法は手術によって部位を切除するというのが一番の方法です。進行してしまった場合は完全に切除するのは困難になります。

予防は感染源となるキツネやイヌなどに接触しないこと。卵は目に見えませんので知らない間に口に含んでしまうかもしれません。たとえば、野性のイヌやキツネを触り、そのままで手づかみで何かを食べた場合は感染する可能性があります。

人間に危害を加える寄生虫2…「トリパノソーマ」

トリパノソーマの画像

続いて人体に大きな影響を与える寄生虫が、「トリパノソーマ」と呼ばれるものです。感染するとアフリカ睡眠病という病気になることでも知られています。

主な流行地域はサハラ砂漠より南のアフリカ諸国で、ツェツェバエというハエに刺されることで感染していきます。

感染すると食欲がなくなり、どれだけ寝ても眠気が取れなくなります。その後衰弱して死亡するというきわめて危険な状態となるので一刻も早い治療を行う必要があるのです。

人間に危害を加える寄生虫3…「トリヒナ」

トリヒナの画像

続いて人体に悪影響を与えると懸念されているのが、「旋毛虫」です。この寄生虫に感染すると「トリヒナ症」にかかってしまい、最悪の結果死亡することもあります。

感染経路は、十分に加熱されていない動物の肉を食べることで感染します。日本ではクマの肉からの感染が唯一確認されていますが、海外ではブタやイノシシ、ウマなど狩りでしとめた動物の肉から感染するようです。

感染地域は北米やヨーロッパに広く分布しています。理由は、豚肉の利用がとても多いためであり、特にドイツで感染者が多い傾向にあります。

感染すると、1週間程度の潜伏期間があり、下痢や腹痛を訴えます。この状態が1週間程度続いたら、今度は筋肉痛や発熱、脱力感が起こり、重症化すると呼吸が上手くできなくなります。

心筋に寄生虫が入り込むと、血液を十分に送ることができなくなり、心筋梗塞等で死亡してしまいます。

人間に感染する寄生虫は、かなりの数が報告されています。その中でも比較的身近に存在して、かなり危険な症状を出す寄生虫を紹介していきました。

通常の生活をしていれば、あまり感染を気にすることは無いかもしれませんが、とても怖いことだけは確かですね・・・。

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