マダニの感染症で代表的な3つの病気と治療法

キャンプをする家族の画像

行楽シーズンになれば、山登りやバーベキュー、キャンプなどにもってこいの時期となります。自然を満喫して日ごろのストレスを発散するには、もってこいですが危険が潜んでいることも忘れてはいけません。

特に2013年に日本で感染が確認された、マダニにおける感染症は致死率が29%で治療薬がないという恐ろしい病気です。

マダニ感染症とも呼ばれるこの病気は、何が原因で発症するのでしょうか。また、どうすれば対処が可能なのでしょうか?

マダニ感染症は致死率29%という恐ろしい病気

マダニの画像

マダニ感染症は、「重症熱性血小板減少症」を正式名称とし、「SFTS」というウイルスを持っているマダニに刺されることによって、体内に入り込み感染していきます。

感染すると1週間ほどの潜伏期間を経て発熱や嘔吐、下痢、筋肉痛から意識障害、失語といった症状がみられるようになります。

この病気は、名前の通り血を固める血小板や白血球の数が減少するという特徴があります。

日本では2年間に110人が感染しており、そのうち32人が死亡という極めて高い致死率をもっているので恐れられています。

それ以上に、治療薬がありませんので自然治癒の力に任せるしかなく、高齢者ほど死亡率が高い傾向にあります。

不思議なことに、西日本において感染者が集中しており、東日本や北日本では該当するウイルスを持ったマダニがいることは報告されていますが、感染者はいません。

マダニ感染症は日本紅斑熱も死亡の可能性がある

マダニ感染症として、恐れられているのは「重症熱性血小板減少症」だけではありません。古くから話題になっているのが「日本紅斑熱」と呼ばれる病気です。

これはマダニに寄生している細菌の「リケッチア・ジャポニカ」が体内に入りこむことで発症します。

潜伏期間はおよそ2日から8日と幅広く、発症すると発熱、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛などの全身症状がみられます。

治療薬はありますが、対処が万が一にでも遅れてしまうと全身の血管内で血液が固まってしまうので多臓器不全を引き起こしてしまい、最悪の場合は死亡してしまいます。

マダニ感染症の潜伏期間

マダニに刺された腕の画像

世界的に有名なマダニ感染症が、「ライム病」でしょう。ダニに刺されてから、1~3週間という比較的長い潜伏期間を過ぎたのちに感染していき、刺された場所を中心として特徴的な、紅斑がみられます。

症状としては、筋肉痛や関節痛、発熱から寒気、倦怠感などインフルエンザに似ています。病原菌が全身に進むと、皮膚症状、心疾患などを患って最悪の場合は死亡してしまいます。

マダニ刺されない予防が大切

登山する老夫婦の画像

マダニ感染症は、どれも最悪の場合は死亡してしまうほど恐ろしい病気です。治療薬がない病気も多いので、予防としてはマダニに刺されないことです。

山などに行くときは、長そで長ズボンで、しっかりとした靴を履いておきます。草原などでは敷物を敷いて直接座らないなどの対応が必要となるでしょう。

マダニの感染症はどれも重症化すると、死亡する可能性が高いので恐ろしいです。完全な治療法というものがまだ確立されていない場合もありますから、マダニに刺されないという予防が第一となります。

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