【危険】蜂がもつ毒の成分と注意したいアレルギー症状

キャンプ場の画像

春から行楽シーズンとなり、アウトドアやハイキングなどに出かける人も多くなってきますよね。厳しい冬を乗り越えたこともあり、美しい自然を目にするのに相応しく、心から癒される瞬間でもあります。

そんなときに気を付けたいのが、蜂です。ご存じの方も多いかもしれませんが、蜂の種類によっては毒を持っているタイプもおり、人体に影響を与える可能性すらあります。

蜂が持つ毒にはどんな効果があるのでしょうか?

刺す蜂と刺さない蜂がいる

蜂の画像

蜂が持つとされる「針」は、産卵管が変化したものだと言われています。卵を植え付けるために持っている機能であり、それが進化して狩りをおこなう道具にも使われてきたとのことです。

そのため原始的な形態をしている蜂は、現在でも産卵管のみの働きをしているので人に刺すことはなく、狩りにも使われている進化した蜂が人を攻撃してきます。

厄介なことに、人家に巣を作り拠点とする蜂、ミツバチやスズメバチ、アシナガバチなどがいます。これらは攻撃をしますし毒をも持っています。

この中でミツバチは、一度刺すと抜くときに内臓が引きちぎられてしまうので、死んでしまいます。ミツバチにとって、刺すことは死を意味するのでよほど追いつめられたときでないと攻撃をしてきません。

一方のスズメバチは攻撃性が強く、何度も刺してくるので注意が必要なのです。

蜂に刺されると毒による痛みと腫れが伴う

蜂に刺され腫れた腕の画像

刺すタイプの蜂にはそれぞれが毒を持っています。毒を使って獲物の動きを封じ込めるという狙いがあるのです。

蜂に刺されると、患部の周りが赤く腫れて熱を持つようになります。それだけでなく、何よりも強い痛みがあるという特徴があります。これらの原因となるのが、毒性のある物質です。

毒性の物質が体内に入ることによって、異物が入ったと体が察知して免疫機能が活動を開始します。

その過程で、神経伝達物質等の働きが活発になるので、赤く腫れたり痛みを伴ったりするわけですね。

蜂が持つ毒の成分とは?

蜂が持っている毒には主に3種類の成分があるとされます。その3つとは「アミン類」「低分子ペプチド類」「酵素類」です。

アミン類は、ヒスタミンやセロトニン、ドーパミンなどの物質が含まれていて、痛みやかゆみの原因になると言われています。スズメバチに刺されると激しい痛みを伴うのは、アミン類の物質が毒の中に多く含まれているからです。

低分子ペプチド類は、メリチンやハチ毒キニンなどの物質が含まれており、痛みや赤血球の破壊、アレルギー症状の原因となります。

酵素類は、ホスホリパーゼAやA1などが代表的で、組織障害を引き起こし、アレルギー症状の原因となります。

蜂の毒よりもアレルギー症状のほうが深刻

医者の画像

スズメバチやミツバチが危険とはいっても、人間の大きさに対して持っている毒は少量なので1匹に刺されたぐらいで人間が死亡するほどの毒量ではありません。

そんな毒よりも、はるかに危険あだと言われているのが、蜂に刺されたことによるアレルギー症状のアナフィラキシーショックです。

一度蜂に刺されると、体内で毒物に対する免疫が出来上がります。ところが再び蜂に刺されて毒が体内に入ると、免疫機能が敏感に反応を示して、呼吸困難や意識障害といった症状が出てきます。

こうなると場合によっては死亡する可能性もあるので、すぐに病院で検査をする必要が生じてくるのです。

蜂が持つ毒について紹介しました。狂暴なスズメバチであっても、すぐに攻撃をしてくることはなく、最初は威嚇行動に出るようです。

それを無視した敵だけを狙うという順序を持っていますので、そこをしっかりと考えおき、遭遇しても刺されないように注意しましょう。

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